ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
骨粗しょう症

骨粗鬆症             正常の骨

とくに女性の場合、閉経に伴って急激に骨量が低下します。
そのほか内科疾患や薬剤による可能性もあります。
これらの診断には単純X線写真のみではできません。
当院では骨量の測定機械を設置していますので、気軽にご相談ください。

早期発見・早期治療開始で骨折を予防し、元気に過ごしましょう!!

骨粗しょう症だけでは自覚症状はなく、骨折して初めて発見される場合も多いのです。
また、副甲状腺疾患や卵巣摘出後など、ほかの疾患によりおきる場合もあります。
骨量の低下

いわゆる、骨に”す”がはいった状態と考えてもらえばいいでしょう。骨は通常固い「から」のような外側と、内部にはぎっしりと骨の細胞(骨梁)があり、この骨梁の減少とともに質の低下が起きて骨折を起こしやすくなります。

熟練した医師でもX線だけでは、正常の7割以下に低下しないと判断できません。
当院では骨塩定量の測定器を用いて正確な診断を心がけています。
一般的には若年者(20~40歳平均)と比べて7割以下に低下すると骨粗鬆症の病名がつき、内服治療が勧められます。

その以前でも生活上の注意が必要となる可能性がありますので、早めにご相談ください。


NORLAND STRATEC社
骨塩定量測定装置

脊椎圧迫骨折

いわゆるこし・せぼねの骨折ですが、痛みの部位と実際の骨折部位は異なっていることも多く、常に見逃される危険を秘めています。

硬性装具で加療できることが多いのですが、多発したり圧壊が進む場合には下肢麻痺や膀胱直腸障害の原因となることもあります。 
パーキンソン病など姿勢異常を起こす病気をお持ちの方だと非常に難治性になったり下肢麻痺を引き起こすこともあります。

また腫瘍の既往がある場合には転移性脊椎腫瘍を疑う必要があります。

大腿骨頚部骨折

日本における寝たきり老人の理由としてNo.2を占めています。
ほとんどの場合手術治療が適応となりますが、合併症などでリハビリが十分にできないと手術を行っても歩行能力が失われることが多いのです。

高齢化により急激に増えており、社会問題化されてきています。

橈骨遠位端骨折・尺骨骨折

いわゆる手首の骨折です。
多くは転びそうになって手をついたときに起こります。

関節に近い部分の骨折のため、手首の動きが悪くなりやすいのです。ずれが大きく不安定な場合には手術加療が勧められますが、ずれが少ない場合にはギプスで治療することも可能です。

いずれにせよリハビリが非常に重要になります。

フッターイメージ